今日のテーマは、「感情に打ち勝つ!利確マインドセット」

スイングの利確で「どこで売ればいいか分からない」「含み益を失いたくない」という迷いは誰にでもあります。
放置すると、伸ばすべき利益が薄れ、小さな後悔が積み重なります。
今日は、感情に流されにくくする客観視のコツと分割の使い方を土台に、利益の積み上げを目指す“ための考え方”を皆さんに一例としてご紹介します。
明日からの利確で迷いにくくなるコツを、いっしょに押さえていきましょう!
Contents
1.“客観視”する枠を用意
利確の判断を難しくしている正体は、値動きそのものより自分の感情です。
まずは、保有の有無や買値に引きずられない客観視の枠を先に用意します。
判断の拠り所を言葉にしておくと、迷いの波は小さくできます。
一緒に見ていきましょう。
どんな場面で“恐怖”や“欲”が強く出るか、事例を紹介します。
株を始めて3年目、ある銘柄で興味深い体験をしました。
30%急騰した翌日、株価が失速し始めた時です。チャートを見ながら「まだ上がる、天井はもっと上だ」と思う自分と、「早く利確しないと全部失う」と焦る自分が激しく争っていました。
結局、欲に負けて利確を遅らせた結果、利益の大部分を失いました。さらに悪いことに、出来高が激減していく様子を見ながら「まだ反発するはず」と根拠のない期待を抱き、損切りのタイミングも逃してしまったんです。
私は個人投資家として時間に余裕がありますが、サラリーマンの友人たちから「仕事中にチャートが気になって集中できない」という話をよく聞きます。彼らに共通するのは、含み損を抱えた時の恐怖と、急騰時の過度な期待です。
「もう少し上がるかも」「まだ大丈夫だろう」という心の声が、冷静な判断を奪ってしまう。
投資で最も危険なのは、自分の感情が一番騒がしくなる瞬間に、その声に従ってしまうことです。
じゃ結局どうすればいいのか?それは、腹八分目で戦うことを意識することです。多くの個人投資家は天井から大底まで取りたがります。それを意識すると最後ババを掴んで暴落を食らいます。だからこと腹八分目を意識し安全な部分だけをいただく意識が重要です。
ノーポジションだと仮定し再度エントリーする判断は、どんな手順で行うかというと、
①週足が100週MAの上か下かを確認。上なら買い目線、下なら売り目線。
➁日足の100MAの上にローソク足があれば買い目線、下なら売り目線。この時日足と週足が合致している方が良い。
③日足の100MAの上にローソク足があり、日足5MAの上に陽線なら買いエントリー、日足の100MAの下にローソク足があり5MAの下なら陰線なら空売りエントリーをします。
評価損益や買値を“見ない工夫”はどうすれば良いかというと、評価損益を非表示することはできないので、評価損益のボタンを押さないようにするしかないのです。
私がやっているのは、エントリーした価格に水平線を引いておき、
評価損益を見ずにチャートに記載した水平線をのみを見て判断しています。
“エントリーをやめる合図”はどのような条件かというと、
例えば簡単な例でいうと、買い玉でエントリーを検討していたとします。
ところが日足の5MAを陰線割れしました。この場合は買いエントリーの条件から外れますので
買いでのエントリーはやめます。
引き続き監視を行い、再度日足の5MAを陽線で超えてきたとします。その場合はエントリーを行います。
迷いが出た直後に取る“即時アクション”は何かというと、
もしポジションを持っていて含み益になっている場合は半分利確して様子を見ます。
もし、エントリーするか迷った場合は、
同じ場面のチャートが過去にないかチャートギャラリーやトレードビューで過去チャートを探します。
同じような場面があればまた同じような動きをしやすいのでその過去チャートに習ってトレードを行います。
迷ったら、過去の材料から分析素材を探すのが大事です。
取引を始めて3年のある朝、あることを試してみました。取引画面の損益欄を付箋で隠して、純粋にチャートだけを見てトレードすることです。
きっかけは、含み損が気になって冷静な判断ができなくなることが続いたから。
最初の日、不思議な集中力を感じました。いつもなら「もう50万円の含み損か」「まだ20万円しか利益が出ていない」と数字に振り回されていた私が、チャートの形だけに集中している。
上昇トレンドが明確に崩れたタイミングで、迷わず全利確できました。結果は大幅プラス。普段なら「もう少し上がるかも」と欲をかいて利益を減らしていたはずです。
サラリーマンの友人たちは「仕事中に損益が気になって集中できない」とよく言います。彼らに「損益を隠してみたら?」と提案すると「そんな方法があったのか」と驚かれます。
じゃ結局どうすればいいのか?
まずは一日だけでも、損益欄を見ずにトレードしてみることです。数字から解放された時の判断の冷静さに、きっと驚くはずです。
感情の波に気づく → 枠を先に用意する → 腹八分目で狙う。
この順番を意識するだけで、利確前の雑音が少し静かになります。
ノーポジ前提で見直し、損益欄ではなく水平線に視線を戻す——私にはそれが迷いをほどく合図でした。
次は、分割利確と「価格は点ではなくゾーン」という考え方を、私の一例で整理していきます。
2.価格はゾーンで狙う
利確を一発で当てようとするほど、うまくいきにくくなります。
まずは一部だけ利益を確保して、残りは伸びるか様子を見るやり方が現実的です。
目標は「この1点の価格」ではなく、価格の範囲=ゾーンで考えると決め打ちの負担が下がります。
迷ったら一部を手仕舞う判断は、どの基準で判断するかというと、
上昇や下落の本数が経過した時に一部手仕舞いを検討するのが良いと思います。
本数が経過するというのは、上昇本数や下落本数が多いと反発の動きをする可能性が高くなるわけです。
例えばですが上昇17本目で陰線が出たら一旦下がる可能性があるわけです。
なので、一部手仕舞いし、でもまだ上がる可能性があるから残り半分は夢を見るために残しておくという戦い方をするのです。
この時、上昇17本目で陰線でも陽線でも半分利確しておくのがポイントです。本数を見て判断するということです。
このやり方はなかなかお勧めです。
分割の割合はどうするのが良いかというと、半分ずつにするのが良いと思います。
例えば上昇17本目で半分利確、残りは5MAを2回陰線で割るまで持つ。のようなイメージで戦うのです。
「チキン利食い」をどう位置づけるかですが、チキン利食いは利益は伸ばせませんが、小さな成功体験を積み上げることができるので、全く悪くはありません。
勝ちの成功体験の積み上げには大きな効果があり、
・練習を継続できるようになる
・チャートを見る時間を増やすようになる
・MAの学習に意欲的になる
・複数の銘柄を監視するようになる
などの効果があります。
なので最初の内は小さなり利益でもいいので成功体験を積むことが重要です。
買いの場合は、日足で100MAの上でかつ5MAの上に陽線が出るまで待機で、5MAの上に陽線が出たら再度買いエントリーです。
空売りの場合は、日足で100MAの下でかつ5MAの下に陰線が出るまで待機で、5MAの下に陰線が出たら再度空売りエントリーです。
先週、ある銘柄で試した分割利確が見事にハマりました。
1800円で10000株買った銘柄が、想定していた2000円のレジスタンスゾーンに到達。まず半分の5000株を利確して約1000万円を確保しました。
その後、予想通り一旦反発して1950円まで下がりましたが、再び上昇を開始。残りの5000株は2300円まで伸ばして売却できました。
結果、平均売値は2150円で総利益350万円。
もし全株を一括で売っていたら、きっと2000円付近で「200万円の利益確保」を優先していたはずです。
友人たちには「そんな大きな金額で二段階に分けて売るのは怖い」と言われます。しかし彼らに実際の数字を見せると「150万円も違うのか」と驚きます。到達ゾーンで上昇本数を見て残量を調整する。この単純なステップが、利益を最大化する鍵なんです。
なのでまずは保有株を半分ずつに分けて、目標価格を2段階に設
定してみることです。「全部か無か」から脱却する第一歩になります。
利確は「当てる」より「残す」。
本数やゾーンで一部をしまい、残りで伸びを観察する——この型で、私の後悔は減りました。
分割割合や再エントリーの基準は、資金・時間・性格で変わります。検証メモを足しながら、自分の型に少しずつ調整してみるのも一案です。
次は、利確後の値動きに心を持っていかれない設計に進みます。
3.仕組み化でブレ低減
利確後に価格がどう動いても、自分の想定通りの手順を実行できたかが基準です。
後悔は判断のブレにつながるので、止まるところまで含めてルールにしておきます。
最後に、仕組み化で安定度を高めます。
一緒に確認していきましょう。
利確後の上昇/下降をどう評価するかというと、利確後に更に上昇、下落などの経験をすることはあると思います。ただ、この時の考え方はこう考えてください。
「上から下まで全部は取れない」
この考えで全ての相場に望んでください。
どんなに上手いトレーダーでも完璧に天井を読むことはできないですし、ドンピシャで底を当てることはできないのです。
例えば逆に天井を狙いすぎて、早くから逆張りの空売りを入れてそのままずっと上に持って行かれたり
天井まで買い玉を保有したいと思いすぎて、大きな下落をくらい全部利益を吹き飛ばすということもあります。
なので腹八分目で「上から下まで全部は取れない」という考えを常に持ち利確後さらに上昇、下落することは良しとする考えで戦うと良いですね。
ただし、ルール通りに売買していることが条件です。
破ったら停止のルールなどは決めたことはありませんが、ルールを破って売買を行った時は、2度とルールを破らないためにチャートギャラリーやトレードビューその場面のチャートの売買練習をするようにしています。
その際には本番を意識して先が見えない状態で売買練習を行います。
含み益→含み損の最悪パターンをどう防ぐかというと、一番いいのは分割で利確することです。
例えば前にも紹介しましたが、ローソク足の本数で利確を検討するのがおすすめです。
上昇、下落の17本目に達したら半分利確し、残りの半分は5MAを陰線割れしたら利確する。ということです。
これは1つの作戦としてお勧めです。
「あの時売って正解だった」と心から思えた瞬間
2018年のある夏の朝、2400円で利確した銘柄が翌日2650円まで上昇したのを見た時、以前の私なら間違いなく後悔していたでしょう。「もう少し待てば250円×10000株で250万円多く稼げたのに」と。
しかしその時は違いました。エントリー時に「2200円で半分、2400円で残り全部」と決めていた通りに行動できたからです。実際、チャートを見ると2650円が天井で、その後は急落。結果的に最高のタイミングで手仕舞いできていました。
何より大切だったのは、感情ではなく事前のルールに従えたこと。
利確後の上昇を見ても「計画通り」という満足感しかありませんでした。これまで何度も「もっと上がるかも」という欲に負けて利益を減らしてきた経験があるからこそ、今回の冷静さが光りました。
サラリーマンの友人たちには「仕事中に株価が気になって集中できない」という悩みをよく聞きます。しかし事前にルールを決めておけば、そんな心配も不要になります。
エントリー前に私は必ず「何日目のローソク足で利確するか」と「5MAを陰線割れしたら利確する」と2段階で決めておき、それを守るように徹底しました。利確後の上昇は「おまけ」と考える習慣が、投資成績を安定させる秘訣です。
「全部は取れない」を前提に、決めた手順どおり動けたかを基準にする。
それだけで、利確後の上げ下げに気持ちを引っ張られにくくなりました。
破った日は練習で穴埋めし、分割で最悪を避ける。小さな規律の積み重ねが、私にはいちばんの安心材料でした。
今日の内容は体験談の一例です。次の一歩は、あなたの検証ノートの1行から。
まとめ
私もはじめは迷いだらけでした。でも、今日のやり方を小さく試していくうちに、後悔の回数が少しずつ減ったと感じています。あなたのペースで、無理なく続けていきましょう。
今日の内容を実践すれば、感情に流されず利確で利益を積み上げる判断力につながる可能性があります。
私の公式LINEでは、ノウハウ資料やチェックリストなどを無料配布しています。
配布している内容をかんたんにご紹介します。
まずは全7ステップの学習プラン。
「何から始め、どの順で身につけるか」をチェックリストで見える化しています。
なお、金額や勝率は相場環境や資金管理で大きく変わるため、数値は学習の目安としてお使いください。
続いて、私自身の過去の成績例と取引プロセスも公開しています。
当時の期間・相場局面・資金規模など、前提条件や証跡を添えて解説します。
また、「練習ではできるのに本番で崩れる…」という方に向けて、3ヶ月を目安に取り組める実践的な練習方法も用意しました。
小さな課題を積み上げ、振り返りフォーマットでご自身の癖を可視化していきます。
あわせて、期待値や損益比の設計にも触れます。
どこで負けを受け入れるかを先に決めておくための考え方です。魔法の手法はありませんし、損失リスクは常に存在します。
配布物については、以前の有料教材から重要パートを抜粋し、無料の学習資料として一部提供しています。
また、公式LINE登録者向けにKindle書籍の無料配布も行っています。
内容や配布の有無・期間は随時更新されますので、最新情報はブログをご確認ください。
繰り返しになりますが、
このブログや公式LINEは学習・情報提供を目的としており、利益や勝率の再現性をお約束するものではありません。
売買にあたってはリスクをご理解のうえ、ご自身の責任で慎重にご判断ください。
気になる方は、リンクから公式LINEの詳細をチェックしてみてください。

ここは、株初心者が“本気で勝ち続ける力”を育てていくためのブログです。
もし今日の内容が「なるほど!」「役に立った!」と思えたなら、ぜひ今のうちにブックマークをしておいてください。次のブログも必ずチェックできます。
そして「学びになった!」「もっと深掘りしてほしい!」と感じたら、コメントをお願いします!
さらに、コメント欄であなたの感想や「知りたいテーマ」「今の悩み」をぜひ書き込んでください。
あなたの声が、次の動画を作るエネルギーになります。
ここにいるあなたは、もう“ただの読者”じゃありません。
同じ市場を戦う仲間として、一緒に成長し続ける存在です。
この場所から、必ず“長くトレードを続けられる投資家”を目指していきましょう。
それではまた次のブログで会いましょう!
コメントを残す