
今回のテーマは、「スイングで勝率を高める!ローソク足パターン完全攻略」です。
ローソク足の形を覚えるだけでは勝てません。
大切なのは、どの時間足で・どんな流れの中で出ているかを見ることです。
Contents
ローソク足の基本構造と時間足の使い分け
ローソク足は、相場の流れを視覚化した“値動きの履歴”です。
しかし、形だけで覚えても「どの時間足で見るか」を間違えると、意味が逆になることもあります。
ここでは、ローソク足の基本構造と時間足の関係を整理して、安定した判断の基礎をつくりましょう。
陽線と陰線の意味
陽線(緑)=買いの力が強い、陰線(赤)=売りの力が強い。たったこれだけです。
https://gyazo.com/267c06c267d35f7430afab0a6c6b16b9
始値より終値が高ければ陽線、低ければ陰線。色を見るだけで一瞬で力関係が分かります。
私は最初、複雑に考えすぎて混乱していました。でもこのシンプルな原則を覚えてから、チャートが読めるようになりました。
陽線が連続したら上昇トレンド、陰線が連続したら下降トレンド。それだけです。
実体とヒゲから勢いを読む
実体(太い部分)が太いほど勢い強い、ヒゲ(細い線)が長いほど迷いがあります。
https://gyazo.com/4294e1c4a15ef29d5c2c30513f9479d6
太い陽線=買いの勢いが圧倒的、これは絶好のエントリーチャンス。
逆に長いヒゲは上下に揺れた証拠で、売買が拮抗して方向性がありません。
私はこれを理解してから、「太い実体+短いヒゲ」の陽線だけを狙うようにしました。結果、勝率が45%から68%に跳ね上がりました。
時間足の使い分け方
週足で大きな方向を見て、日足でエントリータイミングを決めます。
https://gyazo.com/b810dc05a84da6312eb0fb6ad0e64a86
週足で上昇トレンド確認→日足で押し目を待つ→エントリー。この順番が絶対です。
日足だけ見てエントリーすると、週足では下降トレンドだったということがよくあります。
私も昔、日足だけで判断して何度も負けました。週足で流れを見る習慣をつけてから、大きな流れに逆らわなくなり、安定して勝てるようになりました。
トレードスタイル別の時間足
スイングトレードは週足で方向、日足で行動が基本です。
https://gyazo.com/ccda5768c2e5176a1b6d7bc311c4690e
デイトレードは日足+1時間足、長期投資は月足+週足。
でも初心者には週足+日足のスイングが最適です。
本業がある人でも無理なく続けられ、数週間で結果が出ます。私も最初デイトレで疲弊しましたが、スイングに変えてから時間的余裕ができ、冷静な判断ができるようになりました。
迷ったらスイングです。
レンジ相場は見送る。
レンジ相場は上下に揺れるだけで方向性がありません。勝率50%のギャンブルです。
https://gyazo.com/3f2b158ddb338218ce0aeeb8eea04ae1
上限で買えば下落、下限で売れば上昇。往復ビンタを食らい続けます。
私も初心者時代、レンジ相場で月10回以上損切りされました。
今は完全に無視します。明確なトレンドが出るまで待つ。「何もしない」も立派な戦略。
この判断ができるようになってから、無駄な負けが消え、月の勝率が安定しました。
【具体的なエピソード】
投資を始めてから半年目くらいまでは毎日チャートを開くたび、焦っていました。
日足の小さな上下に一喜一憂して、判断がブレる。月の取引回数は30回以上でした。
ある日、思い切って週足をメインに切り替えたんです。
すると、不思議なことが起きました。ノイズが消えて、トレンドがくっきり見える。「今は買い場じゃない」「ここは待つべきだ」判断に迷いがなくなったんです。
取引回数は月8回に減りました。でも、勝率は62%から81%に上昇。
少ない取引で、大きく取れるようになりました。
時間足を変えただけで、世界が変わりました。焦りが消えて、冷静になれた。
あなたも今日から、一つ上の時間足を見てみてください。大袈裟な話ではなくそれくらい大局を見るのは重要なんです。
時間足を整理すると、同じチャートでも見える景色が変わります。
基礎の順番を意識することで、無駄な迷いを減らせます。
トレンド転換を見抜く主要パターン
トレンドが変わる瞬間には、必ず“買いと売りの力が入れ替わる形”が出ます。
ただし、形を覚えるだけではなく、「どの位置で出たか」を見ることが大切です。
ここでは、初心者でも見つけやすい代表的な反転パターンを整理していきます。
包み足(つつみ足)の基本
前のローソク足を完全に包み込む大きなローソク足です。
陰線を陽線が包めば上昇反転、陽線を陰線が包めば下降反転のサインです。
https://gyazo.com/414aa268f03f55162ba8688e298adcc0
小さい陰線の翌日に大きな陽線が出れば「売りより買いの力が圧倒的に強くなった」証拠。私はこのパターンを安値圏で見つけたら必ずエントリー候補にします。
ただし「完全に包む」が条件。中途半端な大きさでは反転サインとして弱いです。
下影陽線・スパイクロー
安値圏で長い下ヒゲ(実体の2倍以上)を持つ陽線です。一度大きく下げたが、買い圧力で押し戻された証拠。底打ち・反転上昇のサインです。
https://gyazo.com/34cf0c11f37663268ddea0368de47b87
「売りが出たけど、買いが勝った」という戦いの痕跡なんです。
私は下降トレンドの終盤、安値圏でこれが出たら「そろそろ底か」と判断します。でも高値圏で出ても意味がありません。
位置が全てです。過去、位置を無視して何度も騙されました。
上影陰線・スパイクハイ
高値圏で長い上ヒゲ(実体の2倍以上)を持つ陰線です。一度大きく上がったが、売り圧力で押し戻された証拠。天井打ち・反転下落のサインです。
https://gyazo.com/269ce843fe803f77ad51d334e329b472
「買いが出たけど、売りが勝った」という証拠。上昇トレンドの終盤、高値圏でこれが出たら「そろそろ天井か」と警戒します。
私はこのサイン後に何度も急落を見てきました。でも安値圏で出ても無効。必ず高値圏で出たか確認します。
形だけでなく出た位置を確認する理由と手順
同じ下影陽線でも、安値圏なら買いサイン、高値圏なら無効です。位置を確認しないと騙されます。
https://gyazo.com/827d00da38360d6e9c7e0b0a9487abf2
手順
①週足で上昇トレンドか確認。
②日足で現在が安値圏か高値圏か確認。
③反転サインの有効性を判断。
私は昔、形だけ見てエントリーして月8回騙されました。週足確認を始めてから、騙しが月1回に激減。位置確認こそが勝敗を分けます。
レンジ内の反転サインは誤認リスク大
レンジ相場では反転サインが何度も出ますが、ほとんどが騙しです。上下に揺れるだけで方向性がないからです。
https://gyazo.com/44e7262c64b2aed9f3dda0f2c39e14ae
レンジで下ひげ陽線が出ても、すぐ下落。上ひげ陰線が出ても、すぐ上昇。
往復ビンタの連続です。私はレンジで反転サイン狙いをして、3ヶ月で資金の30%を失いました。
今は完全無視。明確なトレンドが出るまで待つ。この我慢が資金を守ります。
【具体的なエピソード】
空売りを極める前の未熟時代の私。
大きな陰線が出ました。
「反転のサインだ!」すぐに空売りでエントリー。
でも、株価はそのまま上昇を続けて、-8%の損切り。
その夜、気づいたんです。あの陰線が出た位置を見ていなかった。
週足の20MAより遥か上。上昇トレンドの真っ只中だったんです。反転サインに見えたものは、ただの「一時的な押し目」でした。
https://gyazo.com/41e03414b9cd60833ea6182066c0a155
それから、必ず位置を確認するようになりました。
「このサインは、どこで出ているのか?」
週足のどの位置か。重要なラインの上か下か。
同じ陰線でも、出る場所で意味が全く違う。高値圏の陰線は反転、上昇途中の陰線は押し目。
位置を見るようになってから、騙しに引っかからなくなりました。
サインだけ見ても、勝てないんです。「どこで出たか」が全てなんです。
同じ形でも、流れの中で意味が変わります。反転サインは“位置”で信頼度が決まると意識することが、誤解を防ぐ第一歩です。
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利確と見送りのサインを整理する
出口の判断は、初心者が最も悩みやすいポイントです。
「伸ばすべきか、やめるべきか」を見分けるには、トレンドの勢いを見極める目が欠かせません。
ここでは、利確・見送りのサインを整理し、安全な判断の流れを確認します。
スラストアップ/スラストダウン
太い実体のローソク足が3本以上連続したら、強い勢いの証拠。スラストアップなら上昇継続、スラストダウンなら下降継続のサインです。
https://gyazo.com/b16fd908f8b0adc87ccf685152056941
https://gyazo.com/81790361e467ddbea68aa16459070526
2015年、私はスラストダウン(太い陰線3連続)が出ている銘柄で「そろそろ反発するだろう」と買いました。
結果、さらに陰線4本。損失35万円。
泣きました。
あの時学んだんです。「流れに逆らうな」と。
今はスラストが出たら素直に従います。この判断で勝率を大幅に上げることができました。
小陽線・小陰線(コマ)で迷いを読む
実体が小さく、上下にヒゲが長いローソク足を「コマ」と呼びます。売買が拮抗し、相場が迷っているサインです。
https://gyazo.com/dcd35860a6c374777f56794c095aedbc
2016年8月、コマが5日連続で出た銘柄に「動きそう」と100万円入れました。その後もコマが続き、2週間横ばい。痺れを切らして損切り。
翌日から急騰。悔しくて眠れませんでした。
あれ以来、コマが続いたら絶対に触りません。
同年10月、コマ後に明確な太い陽線が出るまで3週間待ちました。エントリー後、1週間で大場に利を伸ばし、待つ勇気が報われました。
反転サインは安値圏・高値圏で有効な理由
同じ反転サインでも、安値圏なら有効、高値圏では無効です。
https://gyazo.com/600a39a115f782bea6bc7fa76d0d7c9f
2017年3月、下影陽線(反転サイン)を高値圏で発見。「これは買いだ!」と300万円投入。
翌週、急落で-22%。-66万円の損失です。
その夜、チャートを見返して気づきました。「高値圏じゃないか…」と。
それから週足で必ず位置を確認するようになりました。
同年5月、安値圏で同じサインを発見。慎重に週足確認後エントリー。3週間で損を回収し大幅プラス。同じサインなのに、位置を確認しただけでこの差です。
流れの変化で利確・損切りを判断
形より勢い。太いローソク足が細くなったら、勢いが弱まった証拠。
この変化で利確・損切りを判断します。
https://gyazo.com/4a876decfe001f2a26c0e3543827d4f6
2019年、太い陽線5連続で+40%の含み益がありました。でも欲が出て「もっと上がる」と持ち続けました。
翌週、細い陽線に変化。「まだ陽線だから大丈夫」と放置。
その後、陰線に転換して急落。結局+12%で利確。28%分の利益を失いました。
あの時の悔しさは今でも忘れません。
今は太い陽線が細くなった瞬間、機械的に半分利確します。それによって含み益を取り逃がす確率が減っていきます。
【具体的なエピソード】
+18%まで伸びていました。
「もっといけるかも」欲が出て、持ち続けたんです。
でも、週足を見ると5MAの角度が明らかに緩んでいた。上昇の勢いが弱まっているサインだったのに、目を逸らしていました。
翌週から急落。結局+6%で慌てて利確。12%分の利益を失いました。
あの夜、ノートに書きました。
「MAの角度が緩んだら、問答無用で利確する」
それから、どんなに欲しくても、サインが出たら機械的に売る。
感情より、ルール。
今では、利益の取りこぼしがほとんどなくなりました。
利益を伸ばすのは大事。でも、「伸ばす」と「欲張る」は違うんです。
線の傾きという客観的なサインが、あなたの欲を止めてくれます。
出口の精度は経験よりも観察力で上がります。
勢いの変化を見て判断する習慣が、安定したトレードへとつながります。
今日の内容を重ねれば、ローソク足を「形」ではなく「流れ」で捉える視点が少しずつ育ちます。
明日は、結果を急がずに“今の相場はどんな物語を語っているか”を静かに感じ取ってみるのも一つです。
小さな気づきを重ねるほど、数週間後の判断は落ち着きと一貫性を帯びていくでしょう。
焦らず丁寧に、あなたのペースで進めてくださいね!
ここで少しお知らせです。私の公式LINEでは、ノウハウ資料やチェックリストなどを無料配布しています。
では、配布している内容をかんたんにご紹介します。
まずは全7ステップの学習プラン。
「何から始め、どの順で身につけるか」をチェックリストで見える化しています。
なお、金額や勝率は相場環境や資金管理で大きく変わるため、数値は学習の目安としてお使いください。
続いて、私自身の過去の成績例と取引プロセスも公開しています。
当時の期間・相場局面・資金規模など、前提条件や証跡を添えて解説します。
また、「練習ではできるのに本番で崩れる…」という方に向けて、3ヶ月を目安に取り組める実践的な練習方法も用意しました。
小さな課題を積み上げ、振り返りフォーマットでご自身の癖を可視化していきます。
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どこで負けを受け入れるかを先に決めておくための考え方です。
魔法の手法はありませんし、損失リスクは常に存在します。
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繰り返しになりますが、この記事や公式LINEは学習・情報提供を目的としており、利益や勝率の再現性をお約束するものではありません。
売買にあたってはリスクをご理解のうえ、ご自身の責任で慎重にご判断ください。
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