投資初心者は何から始めるべき?|投資信託一択ではない!知識ゼロからの投資入門ガイド

こんにちは。株式投資で月収1,000万円を達成した個人投資家、株タンです。

「投資って難しそう…何から始めるべきか分からない…」

このように悩むお気持ち、よく分かります。実際、投資といっても選択肢はたくさんあり、「初心者はとりあえず投資信託がよい」と言われることも多いです。

しかし、投資初心者だからといって、必ずしも投資信託から始めるべきとは限りません。実際、僕は知識ゼロの状態から「株式投資」を始めました。

この記事では投資初心者の方向けに、「何から始めるべきか」に焦点をあてながら、投資の種類や株式投資の勉強法についてやさしく解説しています。

あなたの「投資デビュー」を後押しできたらうれしいです!

Contents

投資初心者は何から始めるのがおすすめ?

「初心者にはこれ!」と一概に決めつけることはできません。

投資にはさまざまな種類があり、それぞれリスク(価格の変動幅)やリターン(得られる利益)が異なります。だからこそ、自分の目的や性格に合わせて選ぶことが大切です。

ここでは、自分に合った投資スタイルを見つけるために押さえておきたいことと、僕自身が株式投資を始めることになったきっかけについてお話ししていきます。

そもそも「投資」とは?種類はたくさん!

そもそも投資とは、お金を何かに預けたり使ったりして、その結果として利益(リターン)を得ることをいいます。将来の収入や資産を増やすことを目的に行う行動です。

ひとくちに投資といっても、その種類は以下のようにさまざまなものがあります。

  • 株式投資:企業の株を買い、値上がり益を狙う
  • 投資信託:プロに運用を任せて、資産をコツコツ増やす
  • 債券投資:国や企業にお金を貸して、利息収入を得る
  • 不動産投資:家賃収入や物件の値上がりで資産を築く

「目的」にあわせて投資の種類を決めるべき!

投資初心者におすすめされやすいのは、一般的に「リスクが低い」とされる投資です。例えば投資信託や債券投資。その中でもバランス型の投資信託や国債といった、安定した商品がその代表です。

ただし、リスクが低いということは、それだけリターンも小さいということ。さらに、低リスクの商品は「増えるまでの時間がかかる」のも特徴です。

着実に資産を増やせる一方で、実際に「お金が増えた!」と実感できるまで何年もかかることがあります。

もし、投資の目的が「預金するより増えればOK」「老後の備えてとしてじっくり育てたい」というものであれば、それで十分かもしれません。

でも、「できるだけ早く、しっかり稼ぎたい!!」という思いがあるなら、例え投資が初めてでも、株式投資のように大きなリターンが見込めて、かつスピード感のある選択肢に目を向けるのが大切です。

「初心者向け」というイメージだけで投資信託や債券投資を選んでしまうと、「いつまで経ってもお金が増えない…」とがっかりすることになりかねません。自分の目的に合った投資を選びましょう。

株タンは知識ゼロながら「株式投資」からスタート

僕が株式投資に出会ったのは、26歳のときです。それまではお金に縁がなく、ずっと貧乏生活。子どもの頃からお小遣いはほとんどもらえず、アルバイトもうまくいかず…。

大学卒業後は「給料が良さそう」という理由で、なんとか大企業の営業職に就職。しかしある日、上司の給与明細を見てしまい、「これだけ働いてもこの金額?」と衝撃を受けました。このまま働いても自由になれないと気づき、退職して無職に。

「どうやって生きていこう」と悩んでいたとき、たまたまネットで株式投資のブログに出会います。「月収1,000万」「何億も稼ぐ人がいる」そんな世界を知り、胸がざわつきました。

投資の知識はゼロでしたが、「生きていくために稼がなきゃ」という強い目的があったからこそ、僕は株の世界に飛び込み、のめり込んでいきました。結果、7年で5億円以上を稼ぎ、月収は1,000万円を超えています。

\株タンの投資ストーリーをマンガで読む/
7年で5億の利益-30歳でセミリタイアしてマレーシア移住した株タンの漫画です。

【目的別】初心者におすすめの投資の種類

ここでは目的別に、初心者の方に知ってほしい投資の種類を解説します。

投資の種類投資の目的・考え方リスクとリターンの大きさ
株式投資・短期間でたくさん稼ぎたい
・自分で分析や情報収集しながら運用したい
ハイリスク・ハイリターン(価格変動が大きく、大きな利益も損失も出やすい)
投資信託・少額から始めたい
・分散投資でリスクを抑え、コツコツ増やしたい
・プロに運用を任せたい
ミドルリスク・ミドルリターン(バランス型ならロー寄り)
債券投資・できるだけ元本を減らしたくない
・長期的に安定した利息収入を得たい
・ある程度まとまった資金がある
ローリスク・ローリターン(海外債券など為替リスクがある商品はややリスクが高め)
不動産投資・実物資産を持ちたい
・家賃収入などのインカムゲインを得たい
・ある程度まとまった資金がある
ミドル〜ハイリスク・ミドル〜ハイリターン(物件選びや運用次第で大きく変動)

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株式投資|短期間でたくさん稼ぎたい

「投資するなら、できるだけ早く、大きく増やしたい!」

そんな人に向いているのが株式投資です。

企業の株を買い、株価が上がったタイミングで売ることで利益を狙います。企業の成長に合わせて資産を増やせる可能性があり、うまくいけば短期間で大きなリターンが得られるのが魅力です。

ただし、リターンが大きいぶんリスクも高め。運用スキルを磨き、状況を判断する力が求められます。

最近では、1株から購入できるサービスもあり、少額から始めることも可能です。初心者はまず少額からスタートし、経験を積みながら投資額を増やしていくのが失敗を防ぐコツです。

投資信託|プロに任せてコツコツ増やしたい

「自分で運用するのはハードルが高い」
「投資の勉強をしたり、値動きをこまめにチェックしたりする時間がない」
「リスクを抑えつつ、長期的にお金を増やしたい」

そんな人にぴったりなのが投資信託です。

投資家から集めたお金を、プロが代わりに運用してくれるので、自分で銘柄を分析したり、売買のタイミングを判断したりする手間がほとんどありません。

ただ、投資信託と言っても、その中身はさまざま。

株式中心のもの、債券中心のもの、不動産(REIT)を組み込んだもの、ひとつの国に絞ったもの、世界中に分散投資するものなど、幅広い選択肢があります。

例えば、複数の投資対象を組み込んだバランス型投資信託は、比較的リスクが抑えられるため初心者にも人気です。自分がどの程度リスクを取れるかを考え、それに合った投資信託を選びましょう。

債券投資|リスクを抑えて安定的に資産を守りたい

「元本割れはできるだけ避けたい」
「預金よりは増やしたいけれど、大きなリスクは取りたくない」
「ある程度まとまったお金がある」

そんな方に向いているのが債券投資です。

債券は、国や企業にお金を貸し、その利息(利子収入)を受け取ることで利益を得る仕組み。株式に比べて値動きが小さく、安定した運用がしやすいのが特徴です。

債券にはいくつか種類があり、中でも日本政府が発行する「国債」は、安全性が高いぶん利回り(リターン)は低めですが、堅実に資産を守りたい方に向いている投資先として知られています。

一方、海外の企業や政府が発行する「海外債券」は、為替リスクがあるぶんリスクはやや高めですが、その分利回りが良い場合もあります。

不動産投資|家賃収入を得ながら資産価値を高めたい

「目に見える資産を持ちたい」
「将来にわたって安定した収入を得たい」
「ある程度まとまったお金がある」

と考える方に人気なのは、不動産投資です。

マンションやアパートなどを購入して人に貸すことで、毎月家賃収入(インカムゲイン)を得られます。それに加え、物件の価値が上がれば売却によって利益(キャピタルゲイン)を得ることも可能です。

物件や立地などにもよりますが、株式に比べて価格が大きく変動しにくく、比較的安定した投資といえます。ただし、最初にある程度の資金が必要になることや、物件の管理に手間がかかる点は把握しておく必要があります。

投資初心者は制度の活用がカギ

日本には、国が用意しているお得な投資制度があり、活用することで税金の負担を減らしながら効率よく運用できます。ここでは投資初心者が押さえておきたい、NISA(ニーサ)iDeCo(イデコ)について解説します。

NISA(ニーサ)|株式投資や投資信託で使える

NISA(ニーサ)は、投資で得た利益にかかる税金が非課税になる制度です。通常、投資で得た利益には約20%の税金がかかりますが、NISAを使えば一定の範囲内でその税金がかかりません。

2024年からは「新NISA」として制度が拡充され、以下の2つの枠が用意されています。

  • つみたて投資枠:長期・分散投資向け。投資信託などをコツコツ積み立てる枠
  • 成長投資枠:個別株や投資信託に幅広く投資できる枠

「利益に税金がかからない」というメリットは、投資初心者はもちろん、上級者にとっても非常に魅力的です。株式投資や投資信託を始めるなら、ぜひ活用すべき制度といえます。

iDeCo(イデコ)|投資信託で使える

iDeCo(イデコ)は「個人型確定拠出年金」とも呼ばれ、老後の資金作りを目的とした私的年金制度です。毎月一定額を積み立て、投資信託などで運用していきます。

iDeCo最大のメリットは、掛金が全額所得控除の対象になること。つまり、所得税や住民税の負担が軽くなります。

さらに、NISA同様に運用中の利益にも税金がかからず、受け取るときも控除を受けられます。

ただし60歳になるまで原則として引き出せないという制約があるため、「近い将来使うお金」ではなく「老後資金に充てるお金」として活用するのがポイントです。

株式投資は上級者向け?初心者が始める際の心構え

投資信託や国債に比べて、株式投資には「上級者向け」というイメージがあります。

「短期間でたくさん稼ぎたいから、株式投資に挑戦したいけれど、なんだか難しそう…」そう感じる方は多いかもしれません。

たしかに、株式投資に銘柄選びや売買のタイミングの見極めなど、自分で判断する場面が多く、ある程度の知識・スキルが必要です。

勉強せずなんとなくでいきなり始めてしまい、失敗してしまう人も少なくありません。また、勉強の仕方がわからず挫折してしまう人も多いのです。

でも、これは裏を返せば「正しい方法で学べば、投資初心者でも挫折せずに続けられ、しっかり利益も出せる」ということです。

いきなりリアルタイムの市場で売買をスタートするのではなく、まずは基礎知識を身に着けることが成功の近道です。

株式投資は何から始めるべき?

なるべく挫折しないようにするには、どこから勉強を始めるべきなのでしょうか。

僕が初心者の方におすすめしたいのは、「移動平均線」を使ったチャート分析の学習です。

「いきなり難しそう…」と思われるかもしれませんが、移動平均線は株式投資の基本中の基本です。実際にチャート分析を学んでいくと、移動平均線という言葉は何度も目にすることになります。

最初は少しとっつきにくく感じるかもしれませんが、ここを押さえておくと、後々の学習がスムーズになります。

なお、移動平均線とは、一定期間の株価の平均を線でつないだものです。「いま株価は上がり気味なのか、それとも下がっているのか?」といった全体の流れ(トレンド)をつかむための指標として使われています。

移動平均線の基礎については、動画や関連記事で詳しく解説しています。

以下の記事では「ローソク足」「陽線」「陰線」などの関連用語についてもわかりやすくまとめているので、初期学習の材料としてご活用ください。

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株タンの体験談|誰でも個人投資家になれる!

ここまで読んで、「とはいえ、本当に自分でも株式投資なんてできるのかな…?」と思った方もいるかもしれません。

そんな方に知ってほしいのが、僕自身の体験談です。僕も投資を始めたころは、完全なド素人でした。

勉強もせず、知り合いの「この株いいよ」という話を鵜呑みにして、根拠もなく株を買っては失敗の連続。気づけば1,000万円以上の含み損を抱え、心が折れかけたこともあります。

でも、そこから本気で学び直し、少しずつ失敗が減り、今では安定して稼げるようになりました。

大切なのは「勉強すること」そして「続けること」です。

僕自身が証明しているように、投資は決して特別な人だけのものではありません。やるべきことを積み重ねていけば、誰でも個人投資家になれます!

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誰でもなれるって本当?個人投資家への道

まとめ|投資初心者こそ「自分に合った一歩」を選ぼう

投資初心者だからといって「投資信託一択」と決めつける必要はありません。大切なのは、自分の目的に合った投資方法を選び、正しい知識を身に着けて運用することです。

僕自身、知識ゼロから株式投資を始め、何度も失敗しながら成長してきました。

もし、「本気で株式投資に取り組みたい」「できるだけ早く結果を出したい」と考えているなら、僕が実践し続けてきた独自の手法「スポットトレード」の無料動画をご覧ください。

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