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「スイングトレードを始めたいけど、どうやって銘柄を選べばいいのか分からない…」
株式投資の初心者にとって、最初にぶつかる壁が**銘柄選び**です。日本の株式市場には約3,800もの上場銘柄があり、その中から「今トレードすべき銘柄」を見つけ出すのは、何の基準もなければ途方に暮れて当然です。
しかし、安心してください。スイングトレードにおける銘柄選びには、再現性のあるシンプルなステップが存在します。しかもスマホ1台あれば完結できる方法です。
この記事では、スイングトレード(数日〜数週間の短期売買)で利益を狙うための銘柄選び3ステップを、チャート分析(テクニカル分析)の観点から初心者向けに徹底解説します。難しい財務分析や企業分析は一切不要。チャートの形と移動平均線だけで判断できるようになることを目指しましょう。
Contents
スイングトレードとは?まず基本を押さえよう
スイングトレードとは、**数日から数週間**のスパンで株を売買し、値幅(スイング=振れ幅)を利益に変えるトレードスタイルです。デイトレードのように一日中画面に張り付く必要がなく、長期投資のように何年も資金を拘束されることもありません。
会社員や主婦など、日中に相場を見続けることが難しい方でも取り組みやすいのが大きなメリットです。実際に、1日あたり25分程度のチャート確認で運用しているトレーダーも少なくありません。
スイングトレードで重要なのは、「どの銘柄を」「どのタイミングで」売買するかという判断をチャートから読み取る力です。つまり、テクニカル分析のスキルがそのまま成績に直結します。
では、具体的にどのような手順で銘柄を選んでいくのか。ここからが本題です。3つのステップに分けて順番に見ていきましょう。
【ステップ1】スクリーニングで候補銘柄を絞り込む
最初のステップは、**約3,800銘柄の中から「条件に合う銘柄」を機械的にふるいにかける作業**、いわゆるスクリーニングです。
スクリーニングとは、あらかじめ設定した条件に合致する銘柄だけを一覧で抽出してくれる機能のこと。証券会社のアプリやTradingViewなどの分析ツールに搭載されています。スマホからでも簡単に操作できるため、通勤時間や休憩時間にサクッと候補を出すことが可能です。
スクリーニングで見るべきポイント
スイングトレード向けのスクリーニングでは、主に以下のような条件を設定します。
→ 出来高が少なすぎる銘柄は、売りたいときに売れない「流動性リスク」があります。目安として、1日の売買代金が数億円以上ある銘柄を選ぶと安心です。
→ スイングトレードは値幅を利益に変えるスタイルです。日々の値動き(ボラティリティ)がほとんどない銘柄では利益を出しにくいため、適度に動いている銘柄を選びましょう。
→ 上昇トレンドの銘柄を狙う場合、短期移動平均線(5日)> 中期移動平均線(20日)> 長期移動平均線(60日)の順に上から並んでいる状態(パーフェクトオーダー)が理想的です。この並び順になっている銘柄をスクリーニングの条件に加えることで、上昇トレンド中の銘柄を効率よく抽出できます。
ここで大切なのは、「感覚」ではなく「条件」で銘柄を選ぶことです。「なんとなくこの銘柄が上がりそう」という直感に頼ると、毎回判断基準がブレてしまい、トレードの再現性がなくなります。スクリーニングを使って機械的に絞り込むことで、感情に左右されない銘柄選びができるようになります。
【ステップ2】チャートの形状を目視で確認する
スクリーニングで候補を20〜30銘柄程度に絞り込んだら、次はそれぞれのチャートを実際に目で見て確認していきます。
「スクリーニングで条件を満たしているなら、もうそれで良いのでは?」と思うかもしれませんが、数値だけでは分からないチャートの”質”があるのです。この目視確認こそが、銘柄選びの精度を大きく高めるポイントになります。
チャートで見るべき3つの要素
**① 移動平均線の角度と方向性**
移動平均線がパーフェクトオーダーの条件を満たしていても、線の角度が緩やかすぎたり、横ばいに近い場合は、トレンドの勢いが弱い可能性があります。理想的なのは、短期移動平均線(5日)・中期移動平均線(20日)・長期移動平均線(60日)がすべて右肩上がりで、かつある程度の角度がついている状態です。
**② ローソク足と移動平均線の位置関係**
株価(ローソク足)が中期移動平均線(20日)に近づいてきたタイミングは、いわゆる「押し目」の可能性があります。上昇トレンド中の株価が一時的に下がってきて、中期移動平均線(20日)付近で反発するパターンは、スイングトレードの代表的なエントリーポイントです。
逆に、株価が短期移動平均線(5日)から大きく上に乖離している場合は、「買われすぎ」のサインである可能性もあり、ここから飛びつくとすぐに反落に巻き込まれるリスクがあります。
**③ 過去の値動きのパターン**
チャートを少し過去にさかのぼって見てみましょう。直近の上昇局面で出来高を伴っているか、何度も同じ価格帯で跳ね返されている「抵抗線(レジスタンス)」はないか、などを確認します。きれいな上昇トレンドを描いている銘柄ほど、次の動きも予測しやすくなります。
チャートの確認には、TradingViewやチャートギャラリーといった分析ツールが便利です。TradingViewはスマホアプリでも高機能なチャート分析ができるため、外出先でもステップ2の作業を進められます。移動平均線は必ず5MA・20MA・60MA・100MAの4本を表示させておきましょう。この4本の位置関係と角度を見るだけで、相場の状態をかなり正確に把握できるようになります。
【ステップ3】エントリーのタイミングを見極める
候補銘柄の中からチャートの形が良い銘柄を選んだら、いよいよ最後のステップ——**実際に買い注文を出すタイミングの見極め**です。
スイングトレードにおいて、「良い銘柄を見つけること」と「良いタイミングで買うこと」は全く別の話です。いくら素晴らしいトレンドの銘柄を見つけても、タイミングを間違えれば損をしてしまうことは十分にあり得ます。
タイミングを計る具体的な方法
スイングトレードで有効なエントリータイミングの代表例を紹介します。
**◎ 中期移動平均線(20日)での反発を確認してから買う**
上昇トレンド中の銘柄が一時的に下落し、中期移動平均線(20日)にタッチした後、再び陽線(終値が始値より高いローソク足)が出現したタイミングでエントリーする方法です。これは「押し目買い」と呼ばれる王道の手法で、スイングトレードにおいて最も基本的かつ効果的なエントリーパターンの一つです。
**◎ 短期移動平均線(5日)が中期移動平均線(20日)を上抜ける「ゴールデンクロス」**
短期移動平均線(5日)が中期移動平均線(20日)を下から上にクロスするタイミングも、買いのシグナルとして広く知られています。ただし、ゴールデンクロス単体で判断するのではなく、長期移動平均線(60日)や100MAの方向性も併せて確認し、全体のトレンドが上向きであることを確かめてからエントリーすることが重要です。
注文方法はシンプルに「成行」で
エントリーの注文は**成行注文**で出しましょう。成行注文とは、「今の市場価格ですぐに買う(売る)」という注文方法です。「〇〇円になったら買う」と細かく価格を指定するよりも、チャート上でエントリーの条件が揃ったことを確認した時点でサッと成行で入る方が、初心者にとってはシンプルで迷いが生じにくいです。
スマホの証券アプリからワンタップで発注できるため、通勤中や休憩時間でもエントリーが可能です。これが「スマホ完結」と言われる所以でもあります。
初心者が銘柄選びで陥りがちな3つの失敗
ここまで3つのステップを解説してきましたが、実際にやってみると初心者の方がやりがちな失敗がいくつかあります。事前に知っておくだけで回避できるものばかりなので、ぜひ押さえておきましょう。
失敗① SNSや掲示板の情報だけで銘柄を選ぶ
「Twitterで話題になっていたから」「掲示板で盛り上がっていたから」という理由だけで銘柄を選ぶのは非常に危険です。話題になっている時点で株価はすでに大きく上昇していることが多く、そこから飛びつくと高値掴みになるリスクが高まります。必ず自分自身でチャートを確認し、ステップ1〜3の手順を踏んでから判断しましょう。
失敗② 一度にたくさんの銘柄を買ってしまう
「分散した方がリスクが下がるから」と、初心者のうちから5銘柄も10銘柄も同時に保有するのはおすすめできません。銘柄が増えるほどチャートの監視が追いつかなくなり、適切なタイミングでの利確や損切りが遅れがちになります。最初は1〜2銘柄に集中し、一つひとつのトレードを丁寧に振り返ることが上達への近道です。
失敗③ 損切りラインを決めずにエントリーする
銘柄選びの段階で見落としがちなのが、「この銘柄は、どこまで下がったら撤退するか」という損切りラインの設定です。エントリー前に必ず「中期移動平均線(20日)を明確に割り込んだら損切り」など、自分なりのルールを決めておきましょう。損切りの基準がないままトレードを始めると、ずるずると含み損が膨らんでしまう”塩漬け”状態に陥るリスクがあります。
週足チャートも併せて確認しよう
日足チャートでのステップ1〜3に加えて、**週足チャート**を併せて確認することで、銘柄選びの精度をさらに高めることができます。
週足チャートとは、1本のローソク足が「1週間分の値動き」を表すチャートです。日足よりも大きな時間軸でトレンドの方向性を把握できるため、「大きな流れに逆らっていないか」を確認するのに最適です。
具体的には、週足チャートで5週線・20週線・60週線を表示し、それらの並び順と角度を確認します。**日足でも週足でもトレンドが上向き**であれば、その銘柄の上昇トレンドはかなり信頼性が高いと判断できます。
逆に、日足では上昇トレンドに見えても、週足で見ると長期的には下降トレンドの中の一時的な反発に過ぎない、というケースもあります。このような「ダマシ」を回避するためにも、複数の時間軸でチャートを確認するクセをつけることが大切です。
TradingViewであれば、スマホ上でも日足と週足をワンタップで切り替えられるので、ぜひ日常的に両方のチャートをチェックする習慣をつけてみてください。
まとめ:3ステップを習慣にして「選べるトレーダー」になろう
最後に、スイングトレードの銘柄選び3ステップをおさらいしましょう。
1. **スクリーニングで候補を絞り込む** → 出来高・移動平均線の並び順などの条件で、機械的に銘柄を抽出する
2. **チャートの形状を目視で確認する** → 移動平均線の角度、ローソク足との位置関係、過去の値動きパターンをチェックする
3. **エントリータイミングを見極める** → 押し目買いやゴールデンクロスなど、明確な基準に基づいて成行で注文を出す
この3つのステップは、スマホ1台あればどこでも実践できます。通勤電車の中、昼休み、寝る前の30分。スキマ時間を使ってコツコツと銘柄を探し、チャートを確認する。この習慣を続けることで、「なんとなくの投資」から「根拠のあるトレード」へ確実にレベルアップしていくことができます。
もちろん、スイングトレードに「絶対」はありません。どれだけ丁寧に銘柄を選んでも、損をするトレードは必ずあります。大切なのは、勝率を少しでも高め、負けたときの損失を最小限に抑え、トータルで資産を増やしていく考え方です。
今日紹介した3ステップをぜひ今日から実践してみてください。最初は時間がかかるかもしれませんが、繰り返すうちに「良い形のチャート」が自然と目に飛び込んでくるようになります。それこそが、一生使えるスキルの第一歩です。
※本記事は投資に関する一般的な情報提供・学習を目的としたものであり、特定の銘柄や投資手法を推奨するものではありません。投資には元本割れのリスクが伴います。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任のもとで行ってください。
▼元動画はこちら
【スマホ完結】スイングトレードで知るべき銘柄選び3ステップを解説














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