📋 この記事の目次
- スイングトレードとは?初心者がまず押さえるべき基本
- 銘柄選びの第一歩:移動平均線で「トレンド」を見極める
- 移動平均線の基本的な見方
- トレンドに逆らわないことが最重要
- 勝てる銘柄の共通点:ローソク足のパターンとエントリーポイント
- 注目すべきローソク足のサイン
- 押し目買いのタイミング
- 銘柄スクリーニングの実践方法:効率よく候補を絞り込むコツ
- TradingViewを使ったスクリーニング
- チャートギャラリーを使った分析
- 銘柄選びで意識したい3つのポイント
- 3割負けても資産を増やす!リスク管理と損切りの考え方
- 損切りラインを事前に決める
- 「勝率70%」でなくても利益は出せる
- ポジションサイズを管理する
- 初心者がスイングトレードで勝つために今日からできること
- ステップ1:チャート分析ツールを準備する
- ステップ2:移動平均線を表示して「見る目」を養う
- ステップ3:過去のチャートで検証を繰り返す
- ステップ4:少額から実践を始める
- ステップ5:トレード記録をつけて振り返る
- まとめ:スイングトレードは「スキル」として身につけるもの
「スイングトレードを始めてみたいけれど、どの銘柄を選べばいいのかまったく分からない…」
「いろいろな銘柄を買ってみたけど、いつも買った瞬間に下がってしまう…」
こんな悩みを抱えている株式投資初心者の方は、決して少なくありません。実は、スイングトレードで安定して利益を出せるかどうかは、エントリーする前の「銘柄選び」の段階でほぼ決まっていると言っても過言ではないのです。
今回は、投資歴11年のベテラントレーダー・株タンさんが「もし自分がゼロから銘柄を探すならこうする」と語った手法をもとに、初心者の方でも実践しやすいスイングトレードの銘柄選び術を徹底的に解説していきます。チャート分析(テクニカル分析)をベースに、移動平均線やローソク足の見方まで丁寧にお伝えしますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
※投資には価格変動リスクが伴います。最終的な投資判断は必ずご自身の責任で行ってください。
Contents
スイングトレードとは?初心者がまず押さえるべき基本
スイングトレードとは、数日から数週間程度の期間で売買を完結させるトレードスタイルのことです。デイトレードのように1日中パソコンに張り付く必要がなく、長期投資のように何年も資金を拘束されることもないため、日中仕事をしている会社員の方や、40代・50代から投資を始める方にも非常に人気のある手法です。
スイングトレードの大きな特徴は以下の通りです。
ただし、スイングトレードで継続的に利益を出すためには、「正しい銘柄選び」と「適切なエントリータイミング」の2つが不可欠です。どんなに優秀なトレード技術を持っていても、そもそも動きにくい銘柄や方向感のない銘柄を選んでしまっては、利益を上げることは極めて難しくなります。
では、投資歴11年のプロはどのような基準で銘柄を選んでいるのでしょうか。次の見出しから、具体的な手法に踏み込んでいきましょう。
銘柄選びの第一歩:移動平均線で「トレンド」を見極める
スイングトレードにおいて最も重要なテクニカル指標のひとつが「移動平均線」です。移動平均線とは、一定期間の終値の平均値を線で結んだもので、相場の大きな方向性(トレンド)を視覚的に把握するために使われます。
株タンさんの手法では、移動平均線を使って「今その銘柄がどの方向に向かっているのか」をまず最初に確認することが基本中の基本とされています。
移動平均線の基本的な見方
一般的にスイングトレードでよく使われる移動平均線の期間は以下の3つです。
これらの移動平均線が「右肩上がり」に並んでいれば上昇トレンド、「右肩下がり」に並んでいれば下降トレンドと判断できます。
トレンドに逆らわないことが最重要
初心者の方がやりがちな失敗のひとつに、「下がっている銘柄を安いと思って買ってしまう」というものがあります。しかし、スイングトレードで利益を出すためには、トレンドに逆らわず、上昇トレンドの銘柄を選んで買いで入る(または下降トレンドの銘柄を空売りする)ことが鉄則です。
具体的には、TradingViewやチャートギャラリーなどの分析ツールを使い、日足チャートを表示した上で以下の条件をチェックしてみましょう。
1. **20日移動平均線が右肩上がりになっているか**
2. **株価が20日移動平均線の上に位置しているか**
3. **短期・中期・長期の移動平均線が上から順番に並んでいるか(パーフェクトオーダー)**
この3つの条件を満たしている銘柄は、上昇の勢いがある状態と言えます。まずはこの「トレンドのフィルター」を通すだけでも、勝率は大幅に上がる可能性があります。
勝てる銘柄の共通点:ローソク足のパターンとエントリーポイント
移動平均線でトレンドを確認したら、次に注目すべきはローソク足のパターンです。ローソク足は1本1本がその期間の始値・高値・安値・終値を表しており、相場参加者の心理が凝縮されています。
注目すべきローソク足のサイン
スイングトレードでエントリーする際に特に注目したいローソク足のパターンには、以下のようなものがあります。
押し目買いのタイミング
株タンさんの手法で特に重視されているのが「押し目買い」です。押し目買いとは、上昇トレンドの途中で一時的に株価が下がったタイミングで買いを入れる方法のことです。
上昇トレンド中に株価が移動平均線付近まで下がってきて、そこから反発する動きを確認してからエントリーするのが、リスクを抑えた理想的な買い方です。
具体的な手順としては以下のようになります。
1. 20日移動平均線が右肩上がりの銘柄をリストアップ
2. 株価が移動平均線に近づいてきた銘柄をウォッチリストに追加
3. 移動平均線付近で下ヒゲの長いローソク足や陽線が出現したらエントリーを検討
4. 成行注文で買いを入れる
この「移動平均線 × ローソク足」の組み合わせが、シンプルながらも再現性の高い銘柄選びの手法の核心部分です。
銘柄スクリーニングの実践方法:効率よく候補を絞り込むコツ
「移動平均線やローソク足の見方は分かったけれど、数千もある銘柄の中からどうやって候補を見つければいいの?」という疑問を持つ方も多いでしょう。ここでは、効率よく銘柄を絞り込む「スクリーニング」の実践方法を解説します。
TradingViewを使ったスクリーニング
TradingViewは無料でも使える高機能チャート分析ツールで、スクリーニング(銘柄の条件検索)機能も備わっています。以下のような条件を設定して銘柄を絞り込むと効率的です。
チャートギャラリーを使った分析
チャートギャラリーは日本株に特化したチャート分析ソフトで、過去のチャートを丁寧に振り返るのに適しています。特にスイングトレードの練習段階では、過去のチャートを使って「ここで買っていたらどうなっていたか」をシミュレーションする「検証作業」が非常に重要です。
銘柄選びで意識したい3つのポイント
1. **出来高が安定している銘柄を選ぶ**:出来高が少なすぎる銘柄は、思った価格で売買できないリスクがある
2. **値動きが極端すぎない銘柄から始める**:ボラティリティ(価格変動幅)が大きすぎる銘柄は初心者にはリスクが高い
3. **一度に多くの銘柄に手を出さない**:最初は3〜5銘柄程度に絞って集中的に観察するのがおすすめ
銘柄スクリーニングの段階で丁寧にフィルタリングすることが、トレードの勝敗を大きく左右します。面倒に感じるかもしれませんが、この「事前準備」こそがスイングトレード成功の要なのです。
3割負けても資産を増やす!リスク管理と損切りの考え方
スイングトレードで長期的に資産を増やしていくために、銘柄選びと同じくらい重要なのが「リスク管理」です。どんなに優秀なトレーダーでも、すべてのトレードで勝つことはできません。大切なのは、負けるトレードの損失を最小限に抑え、勝つトレードの利益を最大化することです。
損切りラインを事前に決める
エントリーする前に、「この価格まで下がったら損切りする」というラインを必ず決めておきましょう。一般的には、エントリーポイントから5〜8%程度下がったら損切りするのが目安とされています。
損切りラインの設定例:
「勝率70%」でなくても利益は出せる
株タンさんの手法では「勝率70%の法則」が紹介されていますが、実はたとえ勝率が50%、あるいはそれ以下であっても、1回の勝ちトレードで得る利益が1回の負けトレードの損失を大きく上回れば、トータルでは資産が増えていきます。
これを「リスクリワード比」と呼びます。例えば、1回の損失を1万円に抑え、1回の利益を3万円取れるようなトレードを繰り返せば、勝率が40%でもトータルではプラスになります。
ポジションサイズを管理する
初心者の方によくある失敗が、1つの銘柄に全資金を投入してしまうことです。1回のトレードで失っても良い金額は、総資金の2〜3%以内に抑えるのが一般的なリスク管理のルールです。例えば、100万円の資金なら、1回のトレードで失っても良い金額は2〜3万円まで、ということになります。
このルールを守ることで、仮に連続して負けたとしても資金が一気に枯渇することを防げます。スイングトレードは「一発勝負」ではなく、「何百回、何千回とトレードを繰り返す中でトータルで勝つ」というゲームです。だからこそ、1回1回のトレードで大きなリスクを取りすぎないことが極めて重要なのです。
初心者がスイングトレードで勝つために今日からできること
ここまで、銘柄選びの手法からリスク管理まで幅広く解説してきました。最後に、初心者の方が今日からすぐに実践できるアクションプランをまとめておきます。
ステップ1:チャート分析ツールを準備する
まずはTradingView(無料プランでOK)またはチャートギャラリーをパソコンやスマートフォンに準備しましょう。チャートを見る環境が整っていなければ、何も始まりません。
ステップ2:移動平均線を表示して「見る目」を養う
いきなりトレードを始めるのではなく、まずは様々な銘柄のチャートを見て「上昇トレンド」「下降トレンド」「レンジ(横ばい)」を見分ける練習をしましょう。20日移動平均線と60日移動平均線を表示して、その向きと株価との位置関係を観察するだけでも、相場を見る目は確実に養われます。
ステップ3:過去のチャートで検証を繰り返す
いわゆる「ペーパートレード」や「チャート検証」と呼ばれる作業です。過去のチャートを見て、「ここで買ってここで売っていたらどうなっていたか」をひたすらシミュレーションします。この作業を100回、200回と繰り返すことで、エントリーと損切り・利確のパターンが体に染み付いてきます。
ステップ4:少額から実践を始める
検証を重ねて自信がついてきたら、少額から実際のトレードを始めてみましょう。最初は利益を出すことよりも、「ルール通りにトレードできるかどうか」に集中することが大切です。成行注文でシンプルに売買し、事前に決めた損切りラインと利確ラインを守る。これだけで、多くの初心者が陥る大損のリスクを大幅に減らすことができます。
ステップ5:トレード記録をつけて振り返る
すべてのトレードについて、以下の情報を記録しておきましょう。
この「トレード日記」を続けることで、自分の強みと弱みが見えてきます。勝てるトレーダーは例外なく、自分のトレードを振り返り、改善し続けているのです。
まとめ:スイングトレードは「スキル」として身につけるもの
スイングトレードは、正しい知識と手法を学び、繰り返し練習することで誰でも上達できる「スキル」です。決して「ギャンブル」ではありません。
今回ご紹介した内容を改めて整理すると、以下のようになります。
「楽に稼げる魔法のような手法」は存在しません。しかし、地道にチャートと向き合い、検証と実践を積み重ねることで、スイングトレードを「一生使えるスキル」として身につけることは十分に可能です。
まずは今日から、チャートを開いて移動平均線を表示するところから始めてみてはいかがでしょうか。小さな一歩が、将来の大きな成果につながるはずです。
※本記事は投資に関する一般的な情報提供および学習を目的としたものであり、特定の銘柄の推奨や利益の保証を行うものではありません。投資には元本割れのリスクがあります。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任にて行ってください。
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